きゃらの郷で「どこでも万博」
この度、当施設のサポートをしていただいております BCC 株式会社様よりご招待いただき、どこでも万博に参加させていただきました。
「どこでも万博」とは・・・
ロボットを使った特別な万博体験。入院中の病室や自宅など、インターネットにつながる場所ならどこからでも参加OK。専用のロボットを遠隔操作して、まるで会場にいるかのようにパビリオン内を探検できる、未来社会の実験です。(HPより引用)
今回、ご入所されている利用者様にインターネットを通じて画面上でイタリア館にご招待いただきました。
万博で超人気のパビリオン、イタリア館。
他国のパビリオンはAIや映像を強調する中、アトラス像、ミケランジェロの彫刻、レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿など、全てが本物というこだわりの展示。
巨人アトラス像が天空を抱えている像は作者不明ですが、西暦150年ごろ作られたものだそうで、日本はその頃、弥生時代!これほどまでに精美なものがそんな時代に作られたとは驚きです。
利用者様も興味津々でご覧になっていましたが、1970年の万博を思い出したとのご意見が多数ありました。利用者様のご年齢であればお子さんと一緒に行ったのでしょうか?きっと楽しい思い出でしょうね。
ただ観るだけではなく双方向で参加することもでき、パビリオンの展示物からクイズも出題され、ご利用者の皆さんにも手を挙げてお答えいただきました。
リアルタイムで映し出される映像に現場の熱気や臨場感が感じられました。
日本全国から重い病気などで長期入院生活を送られている子供さん達など様々な理由で万博まで足を運べない方々の参加もありました。
今回ご招待いただいた「どこでも万博」。リモート技術で日本のどこにいながらでもどなたでもリアルタイムで体感し、現場と交流することができる試みです。
現在、皆さんもご存じの通りものすごい勢いでテクノロジーが発達しています。これらのテクノロジーを手に入れたり、利用することが困難な方々でも取り残されることなく享受できるよう、きゃらの郷がその一助となれますように常に新しい技術や情報を取り入れご利用者にも提供していきたいと考えています。
この度はどこでも万博にご招待くださいました BCC株式会社 様には感謝申し上げます。