特殊詐欺啓発活動(高石警察署様)
10月に入り木々の紅葉や金木犀の香り、美味しい旬の食べ物など、秋を感じる事が多くなりました。地域の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、この度きゃらの郷デイケアにおきまして、高石警察署 生活安全課の方より特殊詐欺防犯の啓発活動としてポスター掲示のご相談がありました。そこで、いただいたポスターを使ってご利用者様にご説明をしました。
特殊詐欺とは、以前からよく耳にする「オレオレ詐欺」や、「還付金詐欺」、「架空料金請求詐欺」などがありますが、今回紹介があったものは「キャッシュカードをだまし取る詐欺」です。
現在大阪府下での特殊詐欺の認知件数は730件!(8月末まで)、被害金額は約13億8000万円!!!
これらについては警察や家族に相談出来ない方もいると思われますので、もしかするともっと多いのかもしれません・・・
「キャッシュカードをだまし取る詐欺」の手口
特殊詐欺グループはまず電話(アポ電:アポイント電話の略称)をかけてきます。(このアポ電だけでは認知件数3,219件、1日に平均13件のアポ電がかかっている状況です)
その後、警察の格好をした犯人が家を訪れ、「詐欺の犯人があなた名義の通帳を持っていた、危ないのでキャッシュカードを預かる」と言い、目の前でそのカードに切れ込みを入れ、「これで使えなくなったので安心です。キャッシュカードは預かります。」と、だまし取ります。
カードは機械が読み取るように巧妙に切れ込みを入れてあり(!)、持って行ったカードでお金を引き出すというものです。
・絶対に警察はキャッシュカードを出すようには言いません!
・その他、市役所の職員や銀行員を名乗る人も同様です!
予防法
予防法としては、
・固定電話への自動録音装置の設置
・安まちメールでの防犯情報の受け取り
・ご家族間で普段からこまめに連絡をとる
などが効果的です。
自動録音装置の設置、安まちメールの登録等の要望がございましたら、高石警察署(TEL072-265-1234)にご相談下さい。との事です。またもし、被害に遭ったと思われた時はすぐに警察に相談して下さい。
同じ内容の掲示物をきゃらの郷1階デイケアフロアに掲示しています。 私/私の家族は大丈夫と決して思わずに、落ち着いた行動をとりましょう。