勉強会報告(口腔ケア、紙おむつ)
皆さん、こんにちは。年末まであとわずかとなり、何かと慌ただしい毎日をお過ごしのことと思います。施設では恒例のクリスマスイベント等を実施し、利用者様が楽しんでいただけることに喜びを感じつつも1年の終わりが近づいていることを実感しております。レクリエーションを行う一方で安心・安全にお過ごしいただくために職員の研修・レベルアップにも努めております。職員が自主的に行う施設内研修も定期的に行っていますが、今回は11月、12月に行われた外部講師を招いての勉強会について報告します。
口腔ケアに関する勉強会
感染症予防にも必要な口腔ケアについて11月に兵頭歯科医院 兵頭 正道先生にお越しいただき勉強会を実施しました。
歯の健康は口腔内にとどまらず、誤嚥性肺炎につながることは以前から施設でも注意喚起をしていました。噛み合わせが上手くいけば低栄養リスクを改善でき、奥歯で物を噛んでいると運動機能を高め、転倒予防にもつながることをお教えいただきました。逆に奥歯がないと身体の傾きがでることもあり、とても勉強になりました。口腔ケアの方法について写真を交えて具体的にアドバイスいただき、日頃から丁寧なケアを心がけようと思いました。
紙オムツに関する勉強会
12月13日に王子ネピア株式会社様主催による紙オムツの勉強会が行われました。介護職員や看護職員、実習生が参加し紙オムツの当て方や陰部洗浄の仕方について学びました。
オムツの基本から応用まで手取り足取り、座学や実践を交えて教えて頂きました。
基本的なオムツの当て方や利用者様一人一人に合ったオムツの選び方や巻き方を学び、利用者様に喜ばれる介助が出来るよう職員も一生懸命に話を聴いていました。
実践編では職員にオムツを巻き、オムツを巻いた時の感触やオムツ交換時の利用者様の気持ちを学びました。どのように巻いたら気持ち悪くないか、オムツ交換の時に横を向くと落ちそうで怖い…など実際に体験することで知ることができました。
きゃらの郷では毎月1回、ネピア様のアドバイザーと一緒にオムツ交換を行い、色々とアドバイスを受けています。今回はその総復習のような勉強会でした。
これからも利用者様に心地良い介護が提供出来るよう努めていきたいと思います。
(広報委員 K.S. M.K.)