倉敷市真備町の被災地支援に参加しました!
H30年7月の豪雨により、西日本を中心に広範囲で水害が発生し、今もまだ避難所生活の方がいらっしゃいます。1日でも早く安心した生活に戻れるようお手伝いしたいと思い、高石市社会福祉協議会と高石市ボランティア連絡会の協働による「被災地支援ボランティアバス」にきゃらの郷のケアマネジャー2名が参加させていただきました。支援地は、岡山県で一番被害の大きな地域である倉敷市真備町、朝5時に高石市役所を出発し現地のボランティアセンターへ到着、そこで受付を済ませて地域の被災されたお宅へグループごとにお伺いしました。
*朝5時に高石を出発!
*ボランティアセンター到着!
*ボランティアサテライト地点から歩いて支援先へ
*訪問先で打ち合わせ
猛暑の中の作業は、10分作業して10分休憩を繰り返しながらすすめていきます。各グループにリーダーとタイムキーパーがいて、作業が円滑にできるよう工夫しています。4時間程の作業でしたが、腐った畳や家具、ビニールにまとめた100袋以上のゴミを二階から下ろし、ゴミ捨て場に運ぶ作業をお手伝いしました。
*下の写真の赤い線のあたりまで泥水が流れ込みました。その時の状況は想像を絶します。1か月たった今は、乾いた粉塵と腐った臭いが立ち込めて、マスクなしではいられません。
*作業が終わってあいさつ。
*町のふれあいセンターは跡形もなく、ゴミの集積所になっていました。
*今回のボランティア活動への参加で・・・
私たちが活動に参加した時点で災害から1ヶ月が経過していましたが、町は生活できる状態ではなく、コンビニや商店にも人の気配はありませんでした。
支援に入ったお家でたくさんのゴミ袋を運びながら、この家で暮らしていた人たちの生活の気配や思いを感じ、またそれが一瞬にしてゴミにされてしまう虚しさ、日常生活を壊された方々のやりきれなさを思いました。
たった一日、災害の規模を思えば微々たるお手伝いしかできませんでしたが、現地に行くことで感じる空気、災害の規模に圧倒され多くの学びを得ました。ありふれた言葉ではありますが、自分の仕事の原点に立ち返る経験をさせて頂きました。
また機会があれば、支援できることを探し、真備町の復興を末永く見守りたいと思います。
(濱保・柳瀬)